日本話し方センター社長・横田章剛のブログ

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2023年1月7日楽しく話すことであがり症を治そう!



★楽しく話すことであがり症を治そう


あがり症だという人は本当に多いですね。日本話し方センターのベーシックコースや2日間集中コースの受講生のほとんどが、あがり症改善を目的に学ばれています。また、日本話し方センターが所属するアタックスグループ主催の社長塾の受講生の大半が、あがり症で人前で話すのが苦手だと仰います。社長塾の受講生は経営者や将来経営者になる方々で、人前で話す機会も多いはずですが、多くの方があがり症に悩まれています。このように多くの方があがり症を克服して楽しく話せるようになりたいと思っています。
では人前で楽しく話すにはどうすればいいのでしょうか。今回はそのポイントを4つお話します。




★話したくなる話題を探す


楽しく話すポイントの1つ目は『話したくなる話題(ネタ)を探す』ということです。人前での話は誰でも緊張するものです。その緊張を乗り越えて楽しく話すためには、いやいや話をするのではなく積極的に「話したい!」と思えることがとても大切です。そのためには何を話すかがとても大切なのです。


例えば、今まで人前で話をする時あがって頭が真っ白になっていたけど事前に何度も声に出して練習したら落ち着いて話せた、という、とても嬉しい体験をしたとします。こうした「やった!できた!」と思った成功体験は、高揚感があって自ら話したくなるものです。こうしたワクワク感があり、「ぜひ聞いて欲しい!」と思える話題はとても楽しく話ができます。逆に「こんな話でいいかな」と思うような話題では、気持ちが乗らないし聞き手に興味を持ってもらえる自信が持てないので、楽しく話すことはできません。自分が「話したくなる話題」を選ぶことが何よりも重要なのです。



★その話で言いたいことを明らかにする


ポイントの2つ目は『選んだ話題で何が言いたいかを明確にする』ということです。「話しているうちに何が言いたいのか分からなくなった」という人がいます。そういう人は、実は初めから言いたいことを明確に意識していないことが多いのです。話す前に言いたいことを明らかにしておくことで、話を横道にそらすことなく、落ち着いて話すことができます。


但し、1つの話題から言いたいことは複数出てきますので、自分で本当に言いたいことをよく考えることが大切です。上に書いた『人前での話の成功体験』を例にすると、「話す前にしっかりと準備しよう」「何にでもチャレンジしよう」「人前での話が楽しくなった」など複数の違った切り口で話をすることができます。この中で自分が一番しっくりくる「言いたいこと」を選ぶのです。この「言いたいこと」が納得できると気持ちの持ち方が驚くほど違います。納得できる話は自分でもその違いがハッキリと分かるくらい気持ちを乗せて話すことができます。ぜひ話す前に「これが言いたい!」ということを充分に吟味してください。



★抑揚をつけて話す練習をする


楽しく話すポイントの3つ目は『抑揚をつけて話す練習をする』ことです。聞き手が「いい話だな」と思う時は必ず聞き手の心が動きます。人前で話す際、抑揚のない一本調子で話す人が多いのですが、この話し方では聞き手の心を動かすことはできません。いくら内容がよくても聞いていてつまらないからです。聞き手の心を動かすためには、話し手の感情を聞き手に伝えなくてはなりません。そのためには抑揚をつけて感情豊かに話す練習が必要です。練習の最初の頃は無理矢理に感情を込めて話すことでよいのです。そのうちに自然に感情を乗せて話すことができるようになり、それが楽しさに変わってきます。



★笑顔で話す


そしてポイントの4つ目は『笑顔で話す』ことです。日本話し方センターの各コースを受講している人の中にも、講師から笑顔で話すようアドバイスされ、それを実行することで「話すことが楽しくなってきた」という人は少なくありません。無理矢理にでも笑顔を作ると、気持ちも明るくなりますし声のトーンも高くて明るいものに変わります。また、自分の話し方に自信が持てるようになります。笑顔という「形」が、次第にご自身の「心」を変えるのです。


話したくなる話題を選び、その中で納得できる「言いたいこと」を見つけ、感情を込めて笑顔で話す練習をすれば、人前で話すことが楽しいと感じることができるようになります。ぜひこの中の一つでもいいので実行してみてください。



★あがり症を治しましょう!


あがり症だった多くの人が、日本話し方センターのベーシックコースを受講した後、人前で話すことが楽しくなった、と言っていただいています。ぜひ一度無料体験教室に参加して、どのような教室かご自身の目でご確認ください!

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